
キテレツ大百科 1 (てんとう虫コロコロコミックス)
ドラえもんに並ぶほど有名作品ですね。
どちらかというとアニメによって有名になったといっても良いでしょう。
そしてよくドラえもんと比較されますね。
一番の違いは、主人公の木手英一(キテレツ)自身がその道具を作るという点でしょう。
これこそが世の男の子を惹きつける所以でしょう。
男の子って何か物を作りたがりますよね?
何か作ろうと思い、まずは何かを分解したがりますよね?
そんな男の子の欲望を満たしてくれるのがこの作品なのです。
第1話でコロ助を作るんですねえ。
それはともかく、先程から「男の子の・・・」と言っていますが、
この作品はまさにその、男と女の考え方の違いを表した作品なっています。
つまり、キテレツとそのママとの戦いですね(笑)
ママは言います、
また!くだらない工作にばかりむちゅうになって。
それに、この発明が世界の役に立つのだと反論するキテレツに対してさらに、
世界人類もいいけど、今すぐママのために役立ってくれてもいいんじゃない?
と畳み掛けてきます。
この作品ではこういった応酬が随所に見られて面白いですね。
その後、キテレツの偉大なご先祖様であるキテレツ斎の遺品、
『奇天烈大百科』と『神通鏡』をパパから譲り受けたキテレツは、さらに発明にのめり込みます。
さらにママとのバトルも激しくなるのですが、キテレツは思わずこう言ってしまいます。
こごとならあとでまとめてきくから、じゃましないでよ。
何かに夢中になっている時、女性に対してこういう気持ちになったことありませんか?
もちろん、思うだけで口にはしないでしょうが・・・。
趣味の時間を取るためには小言を聞くという犠牲は必要なのでしょうかね・・・。
なんだかんだあって、遂にコロ助が誕生します。
そしてママとのバトルの結論は・・・・・。
これがなかなかの際どい結末になっていますね。
コロ助があっけらかんとひどいセリフを吐いているのも良いです(笑)
老使徒
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