桜色というのはどうしてあんなに安らぎを与えてくれるのでしょうね。
新年度のスタートダッシュに疲れを感じた方、
ダウンする前に花見などへ行って癒されてみてはいかがですか?
お天気になるといいですね。
さて今日も引き続き、藤子・F・不二雄こと藤本弘先生について語りましょう。
藤本先生の稀有な才能の一つ、言葉選びのセンスについてです。
それはもちろん漫画作品の中でも読み取ることはできるのですが、
より如実に現れているのが歌詞作品です。
実は藤本先生は多くのアニメ曲の作詞を行っています。
その中からこちら。
キミョウ キテレツ マカフシギ
キソウテンガイ シシャゴニュウ
デマエ ジンソク ラクガキ ムヨウ
[テクスト]ぼくドラえもん @ アニメ版ドラえもん
初期のテレビ朝日版アニメのドラえもんの主題歌ですね。
この部分などは藤本先生の才能を感じますね。
意味は分からないのですが、というよりもこの無意味な言葉の羅列に
何故だか引き込まれてしまうのです。
そして子どもたちは訳も分からず口ずさんでいるわけです。
子どもというのはこういう意味のない言葉を発するのが好きですからね。
しかし、1つ1つは意味のある単語ですから、
子どもからすると、後になってから、昔口ずさんでいたあの言葉の意味を知るという体験をすることになるんです。
子ども心を掴む藤本先生のマジックですね。
もちろん、藤本先生の世界観を支える菊池俊輔さんの曲と個性溢れるな大山のぶ代さんの歌があってのことでもあるのですが。
より簡単に口ずさめるという意味では、
ホンワカパッパ
というのも才能が溢れ出してますよね。
意味は分からないのですが、きっと今の時季はホンワカパッパな気がします。
桜を見て、身も心もホンワカパッパになって、週明けに備えましょう。
老使徒
ぼく ドラえもん [ (アニメーション) ]






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